講師紹介

下条 直樹

下条 直樹

千葉大学大学院 医学研究院小児病態学  教授

食物アレルギーは小さな子どもに発症することが多く、お母さんがたも適切な情報と助言が得られないことも少なくないようです。 この問題解決のためには医師だけでは不十分で、栄養士さん、保母さん、保健師さん、先生方など、お子さんと関わる職種のかたに広く支援をいただく必要があります。 千葉県にはまだ食物アレルギーについて詳しい栄養士さんが少ないともいわれています。皆さんの参加をお待ちしています。

森田 慶紀

森田 慶紀

千葉市立海浜病院 小児科  

近年、食物アレルギーは増えてきており、小児にかかわる現場では正しい食物アレルギーの知識と対応がますます重要になると考えられます。 一方で、小児の食物アレルギーは乳児期、幼児期、学童期とわけると、年代毎で特徴が異なります。今回のお話ではこれら基本的な食物アレルギーの知識の整理を行い、皆さんの役に立てればと思います。

原 正美

原 正美

昭和女子大学 生活科学部 管理栄養学科  准教授

食物アレルギーのお食事作りで日々ご苦労されていらっしゃる給食関係者や保護者の方のお役に立つ、具体的な情報提供を心がけております。 離乳食、幼児食、学校給食、病院給食など様々な場面、施設での栄養バランス、献立作成やレシピ提案、食物アレルゲンを含む大量調理用加工食品、調理方法等の講義や実習を通して、食物アレルギー児の食生活を一緒に考え直してみましょう。 まずは実践あるのみです。

鈴木 修一

鈴木 修一

国立病院機構 下志津病院 小児科・アレルギー科  

最近、食物アレルギーの診療状況が徐々に変わってきています。社会での認識が高まってきてはいるものの、現場では戸惑いもあるようです。患者さんや保護者の方々との関わりの中で、アレルギーの発症予防や早期寛解、QOLの向上を目指しております。 短い時間ではありますが、これからの食生活に役立つよう、食物アレルギーに関する理解を楽しく深めていただけることを願っております。
山出 晶子

山出 晶子

千葉県こども病院 アレルギー・膠原病科  

食物アレルギーの原因食物はさまざまですが、食物によって、アレルギーを発症しやすい年齢、治りやすさ、検査結果と実際の症状との関係などが異なり、それぞれ特徴があります。また、加熱すると症状が出にくくなる食物、原料が同じでも加工品の種類によって症状の出やすさが大きく変わる食物などもあります。 それぞれの食物について知ることで、より良い治療、より良い生活を目指していければ良いですね。 食物アレルギーに関わる皆さんのために、今回のお話しが少しでもお役に立てればと思います。
林 典子

林 典子

湘北短期大学 生活プロデュース学科  

食物アレルギーの患者さんの食のQOL(Quality of life)の低下や精神的な負担を減らすためには、必要最小限の原因食物を除去することが大切です。しかし食物除去の考え方に関する誤解や症状出現に対する不安などが原因で、食物除去を拡大してしまい困っていらっしゃる患者さんも少なくありません。 患者さんが摂取できる食物の幅を必要以上に狭めず、また解除するときにもスムーズに解除していき、食生活の中で抱えていらっしゃる不安を軽減し、食生活を楽しんでいただけるようにという思いで患者さんに接しております。

若林 あや子

若林 あや子

日本医科大学 微生物学 免疫学教室  講師

食物アレルギーの誘導や発症には、からだの様々な細胞が関与していると考えられています。アレルギー大学では、我々が食べている食べ物について、またその食べ物の成分がどのようにからだの中に入るか、そして食べ物がからだの中に入った後に起こること、などについて、現在考えられている知見に基づき、わかりやすく説明します。 食物アレルギーとは何か、どのようなことがからだの中で起こっているのか理解を深め、その対策や対応について、受講者の皆様と一緒に考えていきたいと思います。

足立 はるよ

足立 はるよ

東京大学大学院 農学生命科学研究科  特任助教

現在食物アレルギーの発症機構解明に向け、基礎研究に勤しんでいます。 ウン年前栄養学を学ぶ学生として『自分は食物アレルギーの子どもの母親だったら、子どもに何を食べさせるのか』という疑問を出発点に、食物アレルギーの発症機構を明らかにし、子ども達に豊かな食生活を保障しよう、というのが私の基礎研究開始の動機です。現在通信教育で、小児栄養の非常勤講師もしながら、自分の子育てでも小児にとって食生活の重要性を意識する日々です。

大久保 真衣

大久保 真衣

東京歯科大学 口腔健康科学講座 摂食嚥下リハビリテーション研究室  

生まれてから咀嚼が完成するまでの食べたり、飲んだりする口の機能についてお話をしたいと思います。定型発達時の場合、離乳食の時期のお口の機能は短期間で大きく変わっていきます。哺乳期、離乳期、離乳完成期とそれぞれの時期における口の機能が理解できていないと、その時期に合わせた食形態をつくることができません。機能にあっていない形態だと、丸のみになったり、消化不良を起こしたりもします。口の機能を高めながら、楽しい食事時間を過ごせる事を願っております。

加藤 いづみ

加藤 いづみ

千葉市立海浜病院 小児科  

頻度の差こそあれ、食物アレルギーの原因食物は様々です。どういった食物でどのような症状が出やすく、どのように対応していくべきなのか、できるだけ詳しく、そして分かりやすくお話させて頂きたいと思います。

増野 弥生

増野 弥生

戸板女子短期大学 食物栄養科  教授

食物アレルギーは乳幼児に多く見られる代表的なアレルギー疾患のひとつです。 近年、食物アレルギーを持つ園児が増え、給食担当者のみならず、保育関係者からも、現場での不安や戸惑いを訴えることも多いようです。食物アレルギー児への給食では、保護者への支援も求められており、保育園栄養士のみならず、保育者にもアレルギー対応の専門知識が必要とされ、保護者・保育園職員・医療関係者との連係、保護者へのより具体的な保育支援が望まれています。受講者の皆様に、少しでもお役に立つことが出来るようにと願っております。

渡邊 裕子

渡邊 裕子

神奈川県衛生研究所 企画情報部  

加工食品のアレルギー表示制度での表示の監視を行うなど、衛生行政において消費者の健康を守るためのモニタリングを行い、調理・加工した食品のアレルゲン性や熱変性を利用した治療のメカニズムに興味を持ち、研究課題として取り組んでいます。食品衛生からの食物アレルギー対策について、皆さんと役に立つ情報を共有したいと考えています。

松嵜 くみ子

松嵜 くみ子

跡見学園女子大学 文学部 臨床心理学科  教授

食物アレルギーは、ご本人にとっても、ご家族にとっても負担が大きなものです。医学の進歩により、手立ては増えてきましたが、その正しい情報にたどりつくことが難しい現状でもあります。臨床心理学の知識、方法を用いて、正しい情報、様々な手立ての中から、ご自身にぴったりするものを選び、少しでも負担を減らし、よりよく生きることができる・・・そんなお手伝いが、できればと思っています。

 

齊藤 千晶

齊藤 千晶

千葉県立保健医療大学健康科学部看護学科   

子どものアレルギーは、成長に伴い自己管理の主体が保護者から本人へと移行します。アレルギーがあっても友達と一緒に安全な社会生活を送るためには、周囲の理解と協力だけではなく、本人がアレルギーを正しく理解して自己管理できることがとても大切です。アレルギーをもつ子どもと家族がどのような気持ちなのか、その子らし生活するためにはどのような支援が必要か、皆様と一緒に考えていきたいと思っています。

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